2025年3月にクック諸島(ラロトンガ島とアイツタキ島)に行ってきたので、クック諸島全体について紹介したいと思います。
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クック諸島ってどんなところ?
クック諸島は様々な島から成る国で、ラロトンガ島に多くの観光客が訪れます。

One Foot Island と呼ばれる無人島へ行く際に経由するアイツタキ島も、クック諸島に含まれます。
とにかく海がきれいな国です!
日本ではあまり知られていない国ですが、クック諸島は南太平洋の楽園と言われています。
人口や産業について
人口
クック諸島の人口は2016年ごろで約16,000人と、とても小さな島です。
クック諸島には、マオリ族の人々だけでなく、ニュージーランド、フィジー、フィリピンなど、様々な国から出稼ぎに来ている人たちで成り立っています。
産業
島の半数以上の人が観光業に従事しており、観光業が中心です。
ニュージーランドやオーストラリアから訪れる観光客が多いようです。
クック諸島ってどうやって行くの?
東京からだと、成田からオークランドへ向かい、オークランドから4時間ほどかけてラロトンガ国際空港へ向かいます。

日本からの直行便はないので、必ずどこかで乗り換えが必要です。
日本から向かう場合、オークランドで数時間の乗り換えで済む場合もあれば、オークランドで1泊しなければならない乗り換えもありますのでご注意下さい。
航空券は航空会社から直接買うのがおすすめです。
クック諸島への旅で起きた航空券のトラブルも一応載せておきますので、気になる方はどうぞ。
ラロトンガ島の交通手段とは?
ラロトンガ島で主要な交通手段は、車、バス、タクシーです。
島の道路には信号機がありません。島の輪郭を沿うように1本道があり、それが主要な道路になります。
バスは1時間に一本、バスターミナルから時計回りと反時計回りのバスが出ています。

土日祝日などは休みの時間があったり、運休だったりするので、必ずバスの運行情報は確認してから乗るようにしましょう。
バスはちょっと早く来る時もあれば、5〜20分遅延している時もありました。
島の人との連絡手段は?
タクシーを呼ぶ時や、何かの予約をする時には電話が主流です。そのためクック諸島ではどこにいても電話が使えるプランを検討すると良いでしょう。
島全体にWi-Fiがあるって本当?
観光雑誌や入国前に記入する紙に、300のWi-Fiホットスポットがあると書いていましたが、全て有料です。
大体こんな感じで売ってあります。

ホテルのWi-Fi
そして、ホテルにフリーWi-Fiがあることはかなり珍しく、ホテルで有料のWi-Fiを購入するのが主流です。

ホテルの外で連絡を取りたい場合は、ボーダフォンのプランを、ホテルのみでよければホテルでWi-Fiを買うと良いかもしれません。
デジタルデトックスで、電子機器を使わない旅行ありかもしれません。
島の人たちってどんな様子?
島の人たちは基本的に親切で優しい人が多かったです。困っていたら声をかけてくれたり、空港まで車に乗せてくれたり。
島の人たちを見て感じたことは、仕事と生活の線引きをあまり感じないことです。
店員さんが、地域の人とベンチでおしゃべりしながらお客さんを待つ、という状況をよく見かけました。
治安は良いの?
ヨーロッパに比べ、治安は良いと思います。置き引きや盗難は起こらなかったし、困っている観光客に自ら話しかけ、寄り添ってくれる人が多いです。
しかし、夜バス停へ向かう道を歩いていたら、不審者らしき人がいました。
営業時間が終わったあとの島は、街灯も、人の気配も、車の通りもほぼなくなります。
夜の徒歩には充分注意し、可能であれば歩かなくても良い方法で目的地に向かいましょう。
物価は?
日本と比べると、物価はほぼ2倍です。食事も1食あたり1人20ドル以上します。(2025年3月1ドルあたり81円)
飲み物はスーパーで330mlのコーラが4ドル〜5ドル、レストランでは6〜8ドルのところが多かったです。

良いレストランだと1人40ドル以上もし、全体的に日本より高めの物価です。
観光客向けにというわけではなく、島の人たちも同じレストランに来ていたので、観光客も地元民も同じような金銭感覚なのだと思います。
タクシー・バスの値段
タクシーは何人乗っても1回20ドルか、1人20ドルのところが多かったです。
バスは1回1人5ドル、10回乗車券で35ドルでした。
空港からホテルまでの送迎バス(シャトルバス)は2人で往復90ドルしました。
コインランドリー
洗濯と乾燥で、それぞれ7〜9ドルのところを見ました。洗剤は約2ドルで買えますが、持参した方が良いでしょう。
クック諸島おすすめの食べ物は?
クック諸島に来たらぜひ食べてほしいものはIkamata(イカマタ)と呼ばれる食べ物です。

イカマタとは、ココナッツミルクとレモンのソースの中に、一口サイズのカジキマグロと季節の野菜が入っている食べ物です。
魚が美味しい国なので、生で食べられるお店もたくさんありますよ!
ちなみに生で提供してくれた店は、The Plaza と Bite Time, Islander Hotel Restaurant です。
見た目にびっくりするかもしれませんが、食べてみると驚くほどさっぱりしていて美味しいです。
クック諸島でのおすすめレストランはこちら
おわりに
クック諸島について紹介しました。
行ってみると日常生活から離れて、のんびりとしたアイランドタイムを過ごすことができます。
日本からの観光客は少ないですが、島の人は日本語で挨拶や言葉を伝えようとしてくれて、とても親しみを感じました。
機会があれば南太平洋の楽園・クック諸島に行ってみてください!