アンテプリマ風バッグをイロハコード2.5ミリで作ってみた & 持ち手の芯3種類を比較!

つくれぽ
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アンテプリマ風のキラキラバッグ、今回は2025年4月発売のイロハコード2.5ミリを使い、マチ付きデザインに挑戦しました✨

さらに、バッグを作るうえで必要になる「持ち手の芯」についても、3種類試して比較しています。
これから作る方のヒントになればうれしいです。

今回使った材料と道具

今回使った主な材料はこちら

マチ付きバッグの作り方

今回のバッグは、本体を編んでから側面のマチを付けるタイプ。

編み方自体は基本のガーター編みとすくいとじで立ち上げするだけなので、初心者さんでも挑戦しやすいと思います。

  • 本体のサイズ(縦×横×マチ):14.5 × 18 × 3.5(cm)
  • 本体の編み数:24目 × 42段
  • 側面(マチ)の編み数:6目 × 18段

人によって編む幅や大きさなど異なりますので、お好きな目数に調節してください。

マチは角を丸く出すことでコロンとかわいい感じになります。

マチがあるだけで、荷物がたくさん入って見た目もすっきりオシャレに。

ジュエリーヤーンで作った時の記事はこちら

持ち手の作成

アンテプリマのような持ち手を作りたい場合は、タッチングという結び方で持ち手を作っていく必要があります。

参考にした本

ラメルヘン・テープでできる大人のバッグBible の 31 ページを参考にして作りました。

持ち手の比較

バッグ作りで地味に悩むのが、持ち手に使う芯材。

家にワイヤーがない時やもっと小さいサイズのバッグを作りたい時は、ワイヤー以外のものを使用しないといけない時もあります。

今回は縄跳びの縄・紙袋の持ち手・ワイヤーの3種類を使って、巻きやすさ・見た目・仕上がりを比較してみました!

① 縄跳びの縄(直径:約3.1mm)

まずは、100均で売っていた縄跳びを使って持ち手にしてみます。

こちらの縄跳びは、中のロープがカラフルなので、編むテープやコードに合わせて色を変えられるところがよかったです。

今回はジュエリーヤーン3mm(実寸値2.3mm)を使用してハンドルを作りました。

メリット
  • 比較的たくさんカットできるので、コスパがいい
デメリット
  • (両面テープを縄に貼った上で)ジュエリーヤーンがすぐに動くので、固定するのが大変
  • 巻き始めも、巻き終わりも縄にアロンアルファを使って貼ってみたが、全くくっつかなかったので、接着や固定させるのはとても難しい
  • 縄跳びの縄がとても柔らかいので、ハンドルの形がすぐに変形してしまう

② 紙袋のプラスチック芯(直径:約5.2mm)

続いて、お花を入れる用の紙袋の持ち手を使用しました。

芯としては適度な固さで、きちんと巻いてる感じが出ます。

こちらの紙袋の持ち手には、イロハコード2.5ミリ を使用し、ハンドルを作りました。

メリット
  • 芯が程よく形が整っているので、ハンドルの形が崩れない
  • 巻きやすいので、きれいなタッチングに見える
デメリット
  • 直径が太めなので、バッグに取り付けた時にハンドルだけ浮いているような感じになる
  • 芯にハリがあるので、好きな形にハンドルを取り付けるのが難しい

③ ワイヤー(直径:約2.9mm)

最後に既製品にも使用されている、ワイヤー を使ってみました。

好みの長さに自由に調整可能なのですが、カットするときは専用のワイヤーカッター が必要です。

今回はこちらのワイヤーカッターでカットしました。

1本あたり20センチになるようにカットすると、ワイヤーの端から飛び出しているワイヤーがあったので、ビニールテープでカバーしました。

こちらのワイヤーにはイロハコード2.5mmを巻きました。

メリット
  • ハンドルの形が変形しない
  • コードを巻き付けやすい
  • 程よい硬さでしっかりしたハンドルになる
  • 既製品もワイヤーなので、本格的にハンドメイドしたい方にピッタリ
デメリット
  • カットするのに専用のカッターが必要
  • カットしたら、ワイヤーが飛び出すことがあるので、追加の処理が必要になる

芯材とコードの太さで仕上がりはこう変わる!

芯と巻くコードの太さの組み合わせで、持ち手の雰囲気が大きく変わるのを感じました。

メリットデメリット
① 縄跳びの縄・コスパがいい・固定するのが大変
・接着させるのはとても難しい
・ハンドルの形がすぐに変形してしまう
② 紙袋のプラスチック芯・ハンドルの形が崩れない
・巻きやすい
・きれいなタッチングに見える
・直径が太め(バッグに取り付けた時にハンドルだけ浮いているような感じになる)
・好きな形にハンドルを取り付けるのが難しい
③ ワイヤー・ハンドルの形が変形しない
・コードを巻き付けやすい
・しっかりしたハンドルになる
・本格的にハンドメイドしたい方にピッタリ
・専用のカッターが必要
・カットした部分のワイヤーが飛び出すことがあるので、追加の処理が必要になる

ちなみに…

ここまで自分で作るハンドルの芯は何が良いか比較してきましたが、

  • 作ってみたら上手くいかなかった
  • サイズの大きいものを作るときには労力が要る
  • ハンドルに時間をかけられない
  • きれいな見た目のバッグに仕上げたい
  • 販売用なのでしっかりしたものがほしい

などあると思います。そんな時は既製品 もあります。

既製品はピタッと揃った結び目が特徴で、長さが40センチあるので、大きなバッグにも対応可能です。

私もラメルヘンテープで編み物を始めたての頃はよく使っていました。

このきれいなハンドルを付けただけで一気にバッグがかっこよく見えるし、形が崩れないので、おすすめです!

まとめ:おすすめの持ち手芯は?

今回は3種類試してみて、それぞれに良さがあると実感しました。

コスパよく作りたいなら縄跳び芯がオススメ。

見た目も実用性も重視ならワイヤーを使用すると良さそうです。

作品作りの参考になりますように!

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