看護師転職について

【転職に失敗した!】看護師の転職失敗事例から失敗しないための方法を学ぼう!~失敗事例5選~

青ざめてる看護師

転職したいけど失敗が本当に怖い!

看護師が転職に失敗しないためにはどうしたらいいの?

この記事ではこのような悩みを解決していきます。

転職は人生において大きな転換期でもあるため、何も対策せずに転職してしまうと失敗して後悔してしまうかもしれません。

結論から言うと、転職に失敗してしまう原因は以下の2つです。

失敗してしまう原因

  • 情報取集不足
  • 確認不足

情報収集と確認をしっかりしていれば、転職の失敗する確率は下がります。
この記事を読んで、転職前にどのように情報収集・確認をしていけばいいのか学んでいきましょう!

看護師の転職失敗事例5選

「転職に失敗した!」と思う理由として多いのが下の5つです。

  • 求人内容と違った
  • 忙しくて、残業も多かった
  • 人間関係が悪かった
  • 想定よりも給料が低かった
  • 転職先の業務のやり方が合わなかった

転職は「転職ガチャ」と言われるくらい実際に転職してみないとわからない部分がたくさんあります。

管理人nao

転職を失敗する確率を下げるためには、転職活動中の情報収集と転職先見学などで
実際に見て、雰囲気を感じて確認することが重要
です。

5つのそれぞれの項目について詳しく解説していきます。

求人内容と違った

求人内容と実際の仕事内容が違った。こちらが転職失敗の理由で最も多いのが現状です。

怒ってる看護師

【実際の事例】
転職後、確認していた夜勤の日数が異常に多くなった。入職前の面接等で話し合った条件と、違ったので師長に直訴。
師長は「そういう約束で入職していたとは思わなかった」と言っていたが、すぐには改善されず。
結果、師長から、上司(総師長)に話をして欲しい旨を伝え、最終的には改善されたが、周りの同僚にそういう主張をしていることを知られたくななかったため、こっそりと業務終了後などに師長と話し合いを行いました。

引用:PecoINC.

看護師求人を出している人材部や採用部が実際の現場のことを把握していないために、求人情報と実際の業務が異なるという事態が発生してしまってるのです。

管理人nao

口コミサイトを見てみたり、インターンや見学、内部をしている知人の話などで情報収集をして
実際の求人内容と比較してみるといいでしょう。

忙しくて、残業も多かった

いざ転職してみたら、予想していたよりも遥かに激務で残業時間も多いという場合もあります。
これは、求人内容に記載されている給料額が高く、それに釣られて、それ以上の情報収集せずに転職してしまった際に発生しやすいトラブルです。

実際に看護師転職の失敗に関する事例はネットやX(旧Twitter)上でもポストされているのを見ることができます。

管理人nao

給料が高い=高いのには理由がある
というのを頭の片隅において、情報収集を継続することがポイントです。

人間関係が悪かった

転職したものの、転職先の人間関係が悪くて転職に失敗した事例もあります。

新しく入職した人は、いい意味でも悪い意味でも注目されやすい立場にあります。
昔に比べて、「いじめ」は減ってはいますがそれでも人間関係の良し悪しは重要になってきます。

転職した先にどんな人がいるのかは、実際に入職してみないとわからない部分が大きいのが現実です。
しかし、入職したばかりだからと言って「いじめ」や「パワハラ」を我慢する必要はありません

転職先で「いじめ」「パワハラ」を受けた場合は、上司に報告、相談しましょう
それでも改善しない場合は、それぞれの人材部や採用部窓口に直接報告しましょう。
入職したばかりだからと言って、理不尽な事に耐える必要は一切ありません。

管理人nao

看護師という仕事は、一緒に働く職場のスタッフとの人間関係も大切ですが、
人間関係の良し悪しは本人の主観的な感覚です。

人間関係が辛いのに、その職場に居続ける理由はありません。
看護師の転職先は引く手あまたです。辛い・辞めたいと思ったときは、上司に相談して心が壊れてしまう前に対処しましょう

想定よりも給料が低かった

求人に記載されていた給料よりも実際の支給額が少なく、転職に失敗したという事例も多いです。

求人に載っている給料が「看護師の経験年数〇〇年の場合」と書かれていることが多いと思います。
経験年数で基本給が上がっているだけで、経験年数が浅い看護師が転職をしてもそれ以上の給料はもらえないので注意が必要です。

求人に載っている想定給料が看護師何年目なのか確認しましょう。
もし、想定給料が記載されていない場合は情報収集が必要となります。

管理人nao

ボーナスが給料の何か月分が支給されるのかも忘れずにチェックしましょう。

ちなみに、ボーナスの「〇〇か月分」というのは月の総支給額ではなくて
基本給を基準とした計算「基本給×〇〇か月分」となります

転職先の業務のやり方が合わなかった

転職先の業務のやり方が合わず、転職を後悔した事例もあります。

実際の例(管理人naoの知人NS)

  • このご時世でも看護記録が全て紙カルテのため記録の記載時間が膨大。
  • 夜勤明けの看護師が日勤午前中の保清ケアを日勤担当者とペアで実施する。
  • なぜか点滴管理は全て手動。輸液ポンプは使用しない。
  • インシデントレポートを記載するボーダーラインが著しく低いため、ちょっとしたことでもインシデントレポートを書かされる。
  • 二交代の職場から三交代の職場に転職したが、自分の生活リズムと合わず体が不調。

医療行為は一般的なガイドラインが存在しますが、それぞれの医療機関や施設では独自の方法を導入している所も多いです。
業務内容ともなると完全に、管理方法や実施内容が異なります
そういったやり方が合わずに転職を失敗したと後悔する人が多いのが現状です。

管理人nao

求人内容だけの確認ではなく、一度転職前に見学やインターンを行うことを勧めます
実際の内部を見ることで、職場雰囲気や使用している物品どのような看護内容をしているか評価できます
「百聞は一見に如かず」です。

ではどうしたら、転職の失敗を予防できるのでしょうか?

次の項目では転職に失敗しないためのポイントを6個紹介します!

転職を失敗しないためのポイント6選

転職を失敗に終わらせないためのポイントを以下の6つにまとめました。

  • 情報収集に力を入れる
  • 提供している医療・看護レベルを把握する
  • 実際に見学やインターンに参加する
  • 求人内容と相違がないか確認する
  • 方針について確認する
  • 相性の良い転職エージェントにサポートしてもらう

転職を失敗で終わらせないためには、情報収集と確認が非常に大切です。

驚く看護師

そう言われても、まだ入職してもいない職場の情報収集や確認なんてどうやればいいのか分からないよ。

安心してください!
転職に慣れていない方のために、6つのポイントをそれぞれ分かりやすく解説していきます。

管理人nao

情報収集に力を入れる

転職を成功させるには、気になっている求人の情報収集にとにかく力を入れることです。

情報収集を妥協せずに行うことで、入職後に「求人内容と違う。聞いていた話と違う。」というトラブルにならなくて済みます。

情報収集の方法

  • 知人から聞く
  • 求人先の見学やインターンに参加する
  • ネットの口コミサイトをみてみる
  • 転職エージェントから情報収集を行う
管理人nao

最もオススメなのが転職エージェントから情報をもらうことです。
転職エージェントは定期的に医療機関の視察や情報交換、入職者からの内部情報収集を行っているからです。

転職エージェントだからこそ知っている情報も多いので、上手に活用していきましょう

実は、入職したら危険な【ブラック病院】も存在します。
ブラック病院を避けるためにも、ブラック病院を見分けて入職を避けましょう。

提供している医療・看護レベルを把握する

気になっている求人があったら、その病院や施設が提供している医療レベルを把握しましょう。

提供している医療レベルを把握しないと下のような後悔が出てくる可能性があります。

  • 入職してみたら看護というかほぼ介護要素だらけ。
  • 思い描いていた看護が提供できない
  • 衛生観念が異なっていた

今働いている病院や施設のやり方が、全ての医療機関で採用されているとは限りません。また、地域差も生じてきます
そのことも頭に入れて情報収集をしましょう。

転職を検討している医療機関が

  • どのような事に特化しているのか
  • どのような患者を主に受け入れているのか

などにも注目して情報収集をしていきましょう。

実際に見学やインターンに参加する

自ら収集した情報は、あくまで目には見えない「自らがイメージする」内容です。
気になっている求人があるならば、情報収集の一環として病院見学には必ず行って実際の雰囲気を知りましょう。

病院見学は求人先の内部を知れるいい機会です。お金もかかりませんし、ぜひ参加してみましょう。
私がオススメするのは、インターンへの参加です。
インターンに参加して、半日もしくは1日実際に看護師のシャドーをすることで入職後のイメージもより鮮明になります。

管理人nao

実際に僕も訪問看護に転職する際にインターンに参加しました。
訪問看護師の1日に密着して訪問について行ったり、
働いている看護師の生の声を聴くことができたのでとっても有益な時間でした。

病院見学では、看護部長や副部長、中堅看護師などから直接話を聞ける貴重な機会です。

  • どのような事に力を入れているか
  • 新入職者へのサポート体制
  • 求人条件の確認

など気になることはどんどん質問していきましょう。

目には見えず情報収集しづらい「人間関係」を知る上でも病院見学は重要です。
雰囲気を感じて自分自身に合う職場か見極めてきましょう

見学を申し出ても、断ってくる医療機関はブラック病院の確立が高いです。
転職希望者に対しても丁寧に対応してくれる医療機関を選びましょう。

求人内容と相違がないか確認する

病院見学や面接時に求人情報に相違がないか、対面で確認しましょう

求人情報を鵜呑みにするのではなく、求人情報に記載されている内容が正しいかしっかりと確認することで
トラブルや後悔を回避することができます。
自分で確認するのが苦手な場合は、転職エージェントのサポートを受けて代わりに聞いてもらいましょう

管理人nao

さりげなく条件を確認する貴重な機会です。
見学やインターンの際に質問をして積極性を出せば相手側からの印象もよくなります

方針について確認する

病院や施設の方針を理解して転職活動をしていきましょう

病院の方針を知らずに入職してしまうと、自身がやりたい看護や理想とする働き方のギャップを感じて早期離職の原因になります

自分自身がどのような看護や働き方をしたいのか明確化して、それに合う方針を持っている転職先を選ぶのが大切です。

自分自身がやりたいことを知るためには自己分析が重要になってきます。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。

相性の良い転職エージェントにサポートしてもらう

転職を円滑に進めていくには、転職エージェントへの登録は必須です。
終始、完全無料なので人生において転職という転機の時期は、使わない手はないです。

その中でも、相性の良い転職エージェントにサポートしてもらいましょう。

【相性の良い転職エージェントが良い理由】

  • 要望を言いやすい
  • 気になるところを質問しやすい
  • 転職のプロが味方になっているのでストレスなく転職活動ができる
  • 希望に合わなかった求人も断りやすい
  • より良い求人を紹介してもらえる可能性がある

人対人の関わりになるため、相性がいいと自分自身も遠慮なく密なコミュニケーションが図れて
満足度が高い転職活動となっていきます

威圧的な態度や見下した態度をとってくる転職エージェントはすぐに担当変更してもらうかエージェント会社を変更しましょう。
不快な気持ちになってまで、転職エージェントは利用するメリットはありません
適切な対応をとって、相性の良い転職エージェントと転職活動を進めていきましょう。

転職を成功させたいなら転職エージェントに登録必須

転職は転職のプロである転職エージェントにサポートしてもらうのが一番です!

転職素人の自分たちが、星の数ほどある求人先から自分に合ったベストな職場を探し当てるのは非常に難しいです。

転職エージェントは転職を希望する看護師に寄り添って、転職サポートはもちろん、退職・入職後サポートもしてくれます。

転職エージェントの仕事内容を詳細にした記事もあります。
詳細はこちらをご参照ください。

転職エージェントの魅力は何といっても、全て完全無料でプロのサポートが受けられるという点です!

転職活動を有利に進めていくために、転職エージェントの登録をしてみましょう。

まとめ

「転職に失敗した!」と思う理由として多いのが下の5つです。

  • 求人内容と違った
  • 忙しくて、残業も多かった
  • 人間関係が悪かった
  • 想定よりも給料が低かった
  • 転職先の業務のやり方が合わなかった

転職を失敗に終わらせないためのポイントを以下の6つにまとめました。

  • 情報収集に力を入れる
  • 提供している医療・看護レベルを把握する
  • 実際に見学やインターンに参加する
  • 求人内容と相違がないか確認する
  • 方針について確認する
  • 相性の良い転職エージェントにサポートしてもらう

転職を失敗させないために、情報収集と確認を徹底していきましょう。

情報収集と確認をしながら、自分に合ったベストな職場を探し当てるのはかなり難しいので
看護師転職のプロである転職エージェントのサポートを受けながら進めていくのが最もオススメです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様がこの記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。

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